元彼にLINEを送った。

その日の夜になっても、翌朝になっても、既読がつかない。

仕事の休憩中にもう一度見る。帰宅してからも開いてみる。寝る前にも確認するけれど、画面は変わらない。

そんな状態が続くと、

「そもそも読まれていないのかな」
「もしかしてブロックされた?」
「もう一回送れば気づいてもらえる?」
「このまま待っていたら、そのまま終わってしまう?」

と、いろいろなことを考えてしまうかもしれません。

一般には「未読無視」と呼ばれることがありますが、こちら側から確認できるのは、基本的には**「まだ既読表示がついていない」**ということです。

相手がなぜ読んでいないのかまでは、画面からは分かりません。

だからこそ、理由を当て続けることより、

もう一度送るのか。少し待つのか。LINEを確認することからいったん距離を置くのか。

自分の側から選べることを考えてみます。

まず「送信できている」と「読まれている」を分けて考える

既読がつかないと、

「もしかしてLINEそのものが届いていないのでは?」

と思うことがあります。

LINE公式ヘルプでは、送信したトークに何もマークが表示されていない場合、送信は正常に完了していると案内しています。一方、通信状態などによって正常に送れていない場合には、それを示すマークが表示されます。

つまり、

送信が完了したこと

と、

相手がメッセージを確認したこと

は別です。

何もエラー表示がないのであれば、こちら側でまず確認できるのは「送信操作は完了している」というところまで。

そこから先の、

「相手のスマートフォンがどういう状態なのか」
「メッセージに気づいているのか」
「なぜ開いていないのか」

までは分かりません。

最初にこの境界を置いておくと、未読表示だけから相手の気持ちまで一気に想像することを少し減らせます。

未読のままでも「ブロックされた」とは決められない

既読がつかない状態が続くと、特に気になるのがブロックです。

LINE公式ヘルプでは、友だちをブロックすると、ブロックした相手からのメッセージや通話を受信しなくなると説明しています。また、ブロック・非表示・削除といった操作をしても、そのこと自体が相手へ通知されることはありません。

そのため、ブロックされている場合に、こちらから送ったメッセージが相手側で受信されないことはあります。

しかし、ここで大事なのは、

「ブロックされると未読の状態になり得る」ことと、「未読だからブロックされている」ことは同じではない

という点です。

既読表示がつかない理由は、こちら側から一つに確定できません。

ですから、

「未読が3日続いたからブロック」
「1週間未読なら確定」

と日数だけで判断することもできません。

ブロックされているかを何とか確かめたくなり、スタンプや着せかえ、別アカウントなどを使った「確認方法」を探すこともあるでしょう。

この記事では、そうした確認テクニックは扱いません。

次の記事「LINEをブロックされたとき|相手を追いかける前に考えておきたいこと」で、ブロックという状況そのものについて改めて考えます。

「読まない理由」を想像だけで決めなくていい

未読の時間が長くなるほど、理由を考えたくなります。

「忙しいだけかな」

「通知には気づいているけれど、わざと開かないのかな」

「私からのLINEを見たくないのかな」

「ブロックされたのかもしれない」

どれも、頭に浮かぶことはあります。

けれど、本人から確認できていない段階では想像です。

そんなときは、

事実・想像・自分の願い

を分けてみます。

事実は、

「送ったLINEには、まだ既読表示がついていない」。

想像は、

「ブロックされたのかもしれない」
「わざと開かないのかもしれない」。

そして自分の願いは、

「忙しくてまだ見ていないだけであってほしい」
「いつか読んで返事をしてほしい」。

願うことをやめる必要はありません。

「ブロックされていたらどうしよう」と不安になることもあるでしょう。

ただ、

自分が恐れていることや願っていることを、確認できた事実にはしない。

それだけでも、「未読」という一つの表示に背負わせる意味を少し減らせます。

もう一度送りたいのは、新しく伝えることがあるから?

未読のまま時間がたつと、

「もう一通送った方が気づいてくれるかもしれない」

と思うことがあります。

そこで、次の一通に何をさせようとしているのかを考えてみます。

たとえば、一通目に書き忘れた具体的な用件がある。

新しく確認しなければならないことができた。

そういう場合もあるでしょう。

一方で、

「まだ読んでない?」
「LINE気づいてる?」
「返事だけでもほしい」

と、一通目を開いてもらうためにもう一度通知を出したい気持ちもあります。

これらは少し違います。

新しく伝えなければならないことがある

のか、

一通目を読んでもらい、反応してほしい

のか。

両方が重なっている場合もあります。

追いLINEしたくなった自分を責める必要はありません。

まず、「私は二通目で何を得たいのだろう」と見てみます。

「何日後なら送っていい?」だけで決めなくていい

未読が続くと、

「3日待つべき?」
「1週間なら送ってもいい?」
「もう2週間たったから、もう一回くらい大丈夫?」

と日数が気になることがあります。

けれど、すべての関係に共通する「○日後なら送ってよい」という基準はありません。

たとえば1週間待ったとしても、

「一週間待ったんだけど、まだ読んでない?」

と送れば、時間がたったことでメッセージの目的が変わったわけではありません。

「何日たったか」より、

次の一通に、新しく伝える必要があることがあるか

を見る方が分かりやすいでしょう。

今はもう一通送りたい理由がはっきりしない。

そんなときは、「今日は送らない」という決め方もできます。

それは、「一生連絡しない」と決断することではありません。

今日の行動だけ、今日決めることもできます。

期間そのものが気になっている場合は、「復縁の冷却期間は必要?期間だけで決めないために考えたいこと」も参考になります。

荷物や精算など必要な用件は、感情の確認と分ける

別れたあとでも、連絡が必要になることはあります。

相手の家に置いた荷物を受け取りたい。

合鍵を返したい。

一緒に予約した旅行やイベントについてキャンセル手続きが必要。

立て替えたお金の精算が残っている。

共同で契約していたサービスについて確認しなければならない。

こうした用件は、

「どうしてLINEを読んでくれないの?」

という感情の確認とは性質が違います。

必要な用件があるなら、その用件を簡潔に伝えるという考え方があります。

ただし、

「荷物のことで連絡しただけ」

という形から、

「ところで、私たちのことだけど」

と復縁の話を続けるための口実にすることを勧めるものではありません。

実務上の連絡なら実務上の連絡。

気持ちを伝えたいなら、その気持ちは別の問題。

分けて考えた方が、自分自身も「今なぜ連絡しようとしているのか」を見失いにくくなります。

「待つ」は相手を追わせるためではない

未読が続いていると、

「しばらくこちらから連絡しなければ、向こうが気になって連絡してくるかも」

と考えることがあります。

ただ、この記事でいう「待つ」は、相手を動かすための作戦ではありません。

今すぐ次の行動を決めなくてもよい

という選択です。

今日もう一通送るか迷っている。

でも、新しく伝える用件があるわけではない。

そんなとき、

「今日は送らないでおこう」

とするだけでも構いません。

それが3日後、1週間後の復縁につながるかどうかを目的にはしません。

待つ時間は、相手を寂しくさせるためのものではなく、自分が焦ったまま次々と行動しないための時間として考えることができます。

「距離を置く」は、今すぐ諦めることではない

未読状態が続くと、一日の中で何度もLINEを確認してしまうことがあります。

朝起きて最初に見る。

電車の中でも確認する。

仕事の休憩中に開く。

帰宅後にも見る。

寝る前に、もう一度だけ確かめる。

そうなっているなら、

相手との関係を諦めるかどうかとは別に、LINEを確認し続けることから少し距離を置く

という選択があります。

スマートフォンを置いて食事をする。

友人と話す。

予定していた仕事へ戻る。

お風呂に入る。

少し眠る。

返信を待つ時間以外の生活へ戻ってみる。

大学生を対象とした研究では、恋愛関係の崩壊時に情緒的なサポート源が多様である人ほど、立ち直り評価が高いという予測が概ね支持されています。研究の一部では、現在恋愛関係にない大学生132人が対象になっており、30代・40代女性へそのまま一般化できる結果ではありません。

それでも、

「今つらいから話したい相手が、元彼しかいない」

という状態から少し広げて考える材料にはなります。

距離を置くことは、

「もう好きではないことにする」

ことでも、

「相手に追わせるために消える」

ことでもありません。

今の自分の日常へ、少し意識を戻すことでもあります。

未読だからと別のSNSや電話へ移らない

LINEが未読のままだと、

「電話なら気づいてくれるかも」

「Instagramなら見ているかもしれない」

「メールなら届くかな」

と、別の連絡手段を使いたくなることがあります。

しかし、「LINEで反応がないから次は別のSNS」と、返事を得るまで接触方法を変えていくことを復縁の方法にはしません。

特に、相手から明確に接触を拒否されている場合は慎重に考える必要があります。

警察庁は、拒否している相手に面会・交際・復縁を求めることや、拒否されているにもかかわらず電話・メール・SNSのメッセージなどを何度も送ることを、ストーカー規制法上の「つきまとい行為等」の例として示しています。また、法律上定められた一定の行為を繰り返すことを「ストーカー行為」と説明しています。

これは、

一度LINEを送り、そのメッセージが未読だったらストーカー行為になる

という意味ではありません。

未読であることと、拒否されている相手へ繰り返し接触することは分けて考えます。

「連絡しないで」と言われているなら、その意思を尊重する

LINEが未読になる前に、

「もう連絡しないで」
「会いたくない」
「これ以上メッセージを送らないで」

と明確に伝えられている場合は、その意思を尊重します。

「まだメッセージを読んでいないから、もう一通だけ」

「LINEがだめなら別の方法で伝えよう」

とはしません。

本人が示した拒否を、

「本当はまだ好きかもしれない」

という期待で上書きすることはできません。

電話占いなどで「相手にはまだ気持ちがある」と言われた場合も同じです。

相手本人が示した意思より、第三者が推測した気持ちを優先するものではありません。

警察庁も、拒否しているにもかかわらず復縁や面会を求めること、連続した電話やSNSメッセージなどを具体例として挙げています。

暴力や強い支配があった関係では、安全を優先する

以前の関係の中で、

身体的な暴力があった。

性的なことを強要された。

大声で怒鳴られていた。

交友関係を制限されていた。

行動を監視されたり、メールをチェックされたりしていた。

といったことがある場合は、「未読になっている理由」を考えるだけの問題にはしません。

内閣府男女共同参画局は、デートDVについて、大声で怒鳴る、交友関係を制限する、行動を監視・制限する、メール等をチェックすることなどを精神的暴力の例として挙げています。身体的・性的・経済的な暴力についても具体例を示しています。

これは、通常の恋人同士のすれ違いや、一度LINEが未読になっていること自体をDVと呼ぶものではありません。

実際に暴力や強い支配があった場合には、復縁のためにどう連絡するかより、自分の安全や第三者への相談を優先する選択肢があります。

電話占いで相談するなら「ブロックされていますか?」だけにしない

未読が続くと、

「私はブロックされていますか?」

「彼はわざと読まないのでしょうか?」

「何日後に送れば返事が来ますか?」

と誰かに聞きたくなることがあります。

電話占いを利用して話すことも、選択肢の一つではあります。

ただ、その場合も、

「未読のままで、一日に何度もLINEを確認しています」

「もう一通送りたいのは、伝えたいことがあるからなのか、ただ読んでもらいたいからなのか分かりません」

「未読であることを、嫌われた証拠だと考えてしまいます」

と、自分の側について話してみる方法があります。

2019年の研究では、過去1年以内に相手側から恋愛関係を解消された人を対象に、元恋人へのアタッチメント欲求と関係崩壊後の反応段階の移行との関連が検討されています。元恋人へのアタッチメント欲求は、その移行に関係する要因の一つとして示されました。

今回の読者と条件は比較的近いものの、この研究はLINEを確認する回数や、追いLINEの効果を調べたものではありません。

したがって、

「LINEを何度も見ると立ち直れない」

「追いLINEすると回復が遅くなる」

という結論には使えません。

ここで考えたいのは、相手とのつながりを強く求めている自分に気づいたとき、それをどう扱うかです。

電話占いを使わない選択もあります。

また、占いによってブロックの有無や、相手がLINEを読まない理由を事実として確定することはできません。

泉の未読メモ|もう一度送る前に

未読が続いたとき、送る・待つ・距離を置くのどれが正解かを診断するのではなく、今の状況を見るために考えてみてください。

  • 最初のLINEは、送信自体は正常に完了している?
  • 次の一通には、新しく伝える必要があることがある?
  • それとも「読んでほしい」「返事をしてほしい」という気持ちが一番大きい?
  • もう一度送っても未読だった場合、電話や別のSNSなどへ連絡方法を変え続けようとしていない?
  • 相手から「連絡しないで」と明確に言われていない?

そして、もう一つ。

今日はLINEを確認しない時間を少しだけ作れそう?

何個当てはまれば連絡してよい、というものではありません。

「今日は何もしないでおこう」と思うこともあります。

「荷物について連絡しなければならないから、その用件だけ伝えよう」と分かる場合もあるでしょう。

「返信をもらうことしか考えられなくなっているから、少しスマートフォンから離れたい」と感じるかもしれません。

その時点の自分を確認するためのメモとして使ってみてください。

未読の理由を当て続けなくても、自分の次の行動は考えられる

未読のまま時間が過ぎると、

「なぜ読まないんだろう」

という問いが頭から離れなくなることがあります。

ブロックされたのか。

忙しいのか。

わざと開いていないのか。

もう自分と関わりたくないのか。

けれど、LINEの画面だけを見ても、そこまでの理由は分かりません。

LINE公式情報から確認できるのは、送信状態や既読表示、そしてブロックした側では相手からのメッセージ・通話を受信しなくなるといった仕様です。自分の画面で未読が続いているという事実だけから、ブロックや相手の本心まで確定することはできません。

だから、

「未読だから嫌われた」

とも、

「まだ読んでいないだけだからきっと大丈夫」

とも決めなくてよいのです。

理由が分からないままでも、自分側のことは考えられます。

もう一通、本当に伝える必要があることがあるのか。

今日は待ってみるのか。

LINEを何度も確認する時間から、少し距離を置くのか。

相手の行動を変えることはできなくても、自分が次に何をするかについては、自分で選ぶ余地があります。

未読の理由をすべて解き明かしてからでなくても、次の一歩を考えることはできます。

参考情報

確認日:2026年9月11日

トークの送信状況/既読/未読を確認するには?|LINEヘルプセンター
URL:https://help.line.me/line/?contentId=20021705&lang=ja

友だちを非表示/ブロック/削除するには?|LINEヘルプセンター
URL:https://help.line.me/line?contentId=20000390&lang=ja

元恋人へのアタッチメント欲求が関係崩壊後の反応段階の移行を遅らせる|心理学研究
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/90/3/90_90.17045/_article/-char/ja/

大学生におけるソーシャル・サポートと恋愛関係崩壊からの立ち直りとの関連|教育心理学研究
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/56/1/56_57/_article/-char/ja/

ストーカーとは|警察庁
URL:https://www.npa.go.jp/cafe-mizen/stoker.html

恋人のことを「怖い」「息苦しい」と感じているあなたへ|内閣府男女共同参画局
URL:https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/date_dv/victim.html

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