LINEをブロックされたとき|相手を追いかける前に考えておきたいこと
元彼にLINEを送ろうとして、ブロックされていることが分かった。
あるいは別れ際に、
「もう連絡しないでほしい」
「LINEはブロックする」
とはっきり言われた。
そんなとき、頭が真っ白になることがあります。
「そこまで嫌われていたの?」
「もう二度と話せない?」
「せめて謝りたい」
「LINEがだめならInstagramから送ってもいい?」
「いつかブロックを解除してくれる?」
次々と考えが浮かぶかもしれません。
ブロックされたという出来事は、小さく感じられるものではないでしょう。
ただ、LINEのブロックから分かることと、そこから想像している相手の気持ちは同じではありません。
なぜブロックしたのかまでは分からない。けれど、今はLINEでこちらからの連絡を受け取らない状態が選ばれている。
まずは、この二つを一緒にせず考えてみます。
- LINEのブロックで分かること、分からないこと
- 「嫌われた」「もう二度と戻れない」と全部を決めなくていい
- 「理由を知りたい」「謝りたい」「復縁したい」を分けてみる
- 謝りたい気持ちがあっても、受け取ってもらうところまでは決められない
- LINEがだめだからと、別のSNSや電話で追いかけない
- 共通の友人を、元彼への連絡係にしない
- 「いつブロック解除される?」を待ち続けなくていい
- 距離を置くことを、ブロック解除のテクニックにしない
- 荷物や精算など必要な用件がある場合は、復縁とは分けて考える
- ブロックされたことと、自分の価値を同じにしない
- 暴力や強い支配があった関係では、安全を優先する
- 電話占いで相談するなら「いつ解除されますか?」だけにしない
- 泉のブロック後メモ|追いかけたくなったとき
- ブロックという境界を尊重しながら、自分の時間へ戻っていく
- 参考情報
LINEのブロックで分かること、分からないこと
LINE公式ヘルプによると、友だちをブロックすると、その相手は友だちリストから表示されなくなり、ブロックリストへ移ります。
また、ブロックした相手からのメッセージや通話は受信しません。
ブロック操作そのものが相手へ通知されることはなく、ブロックリストから解除することもできます。
ここから確認できるのは、LINE上の仕組みです。
一方、
「なぜブロックしたのか」
「まだ好きなのか」
「もう二度と関わりたくないのか」
「いつか解除するつもりなのか」
といった気持ちまでは、LINEの機能からは分かりません。
ブロックが解除可能な機能だからといって、
「待っていればいつか解除される」
とも言えません。
解除するかどうかは相手側が決めることだからです。
だから、
ブロック=永遠に嫌われた
と決める必要はありません。
同時に、
ブロックするほど感情がある=まだ好き
と都合よく読み替えることもできません。
今確認できるのは、LINEではこちらからのメッセージや通話を受け取らない状態になっている、というところまでです。
「嫌われた」「もう二度と戻れない」と全部を決めなくていい
ブロックされたと分かると、その出来事から自分でたくさんの意味を足してしまうことがあります。
「完全に嫌われた」
「新しい彼女ができたんだ」
「もう復縁の可能性はゼロ」
「私はそれほどひどいことをしたんだ」
でも、そこまでのことはブロックという操作だけでは確認できません。
ここでも、
事実・想像・自分の願い
を分けてみます。
事実は、
「現在、相手からLINEをブロックされている」。
想像は、
「私のことを嫌いになったからかもしれない」。
自分の願いは、
「いつか落ち着いたら解除して、もう一度話してほしい」。
願いを持ってはいけないわけではありません。
ショックを受けることも、理由を知りたいと思うこともあります。
ただ、その願いや不安を、相手の確認済みの本心にはしないことです。
一方で、「理由が分からないのだから気にしなくていい」と軽く扱う必要もありません。
理由は分からなくても、今はLINEでの接触を受け取らない状態になっていることは、そのまま受け止めます。
「理由を知りたい」「謝りたい」「復縁したい」を分けてみる
ブロックされたあと、
「一度だけでいいから話したい」
と思うことがあります。
その中には、いくつかの気持ちが重なっているかもしれません。
なぜブロックしたのか知りたい。
自分に悪かったところがあるなら謝りたい。
誤解されたまま終わりたくない。
もう一度付き合える可能性があるのか聞きたい。
これらは似ていますが、同じではありません。
大学生239人を対象とした恋愛関係崩壊の研究では、関係が終わる際の対処として「説得・話し合い」「消極的受容」「回避・逃避」、崩壊後の反応として「後悔・悲痛」や「未練」などが確認されています。対象は大学生であり、30代・40代女性がLINEをブロックされた場面を調べた研究ではありませんが、関係が終わったあとに話し合いやつながりを求める反応が生じることを考える材料にはなります。
大切なのは、
「理由を知りたい」ことと、「相手には理由を説明してもらわなければならない」ことは別
だという点です。
自分には聞きたいことが残っている。
でも、相手は今そのやり取りを望んでいないかもしれない。
その二つが同時に存在する場合があります。
謝りたい気持ちがあっても、受け取ってもらうところまでは決められない
「あのとき言いすぎた」
「最後のLINEがよくなかった」
「もっと落ち着いて話せばよかった」
そんな後悔があると、
「復縁は無理でも、謝罪だけは届けたい」
と思うことがあります。
その気持ちまで否定する必要はありません。
ただ、
謝りたい。
謝罪を読んでほしい。
許してほしい。
もう一度話してほしい。
復縁してほしい。
これらも少しずつ違います。
自分が謝りたいと思うことと、相手が今その謝罪を受け取りたいかどうかは別です。
そのため、
「謝罪ならInstagramから送ってもいい」
「謝ることは正しいから、別の方法でも届けるべき」
とは考えません。
謝りたい気持ちを自分の中で認めながら、今は届けないという選択もあります。
喧嘩や別れ方そのものを後悔している場合は、「喧嘩別れした相手と復縁したいとき|謝る・待つ・連絡するを考える」も参考になります。
LINEがだめだからと、別のSNSや電話で追いかけない
LINEをブロックされると、
「Instagramはまだつながっている」
「電話番号なら分かる」
「メールアドレスも知っている」
と、別の連絡方法を思い浮かべることがあります。
けれど、
LINEが使えない
↓
Instagram
↓
電話
↓
メール
↓
別アカウント
と、返事を得られるまで接触経路を変えていくことを復縁方法にはしません。
特に、本人から「連絡しないで」など明確な拒否を示されている場合は慎重に考える必要があります。
警察庁は、拒否している相手に面会・交際・復縁を求めることや、拒否されているにもかかわらず電話・メール・SNSのメッセージなどを何度も送ることを、ストーカー規制法上の「つきまとい行為等」の例として案内しています。一定の行為を繰り返すことが、法律上の「ストーカー行為」として規制されます。
もちろん、
LINEを一度ブロックされた=ストーカー行為
という意味ではありません。
ここで避けたいのは、明確な拒否や境界がある状態で、連絡経路だけを次々と変えて接触を続けることです。
共通の友人を、元彼への連絡係にしない
「自分からは連絡できないなら、共通の友人に頼めばいいのでは」
と思うこともあります。
友人に、
「ブロックされてつらい」
と自分の気持ちを聞いてもらうことはできます。
ただ、
「私が謝っていたと伝えて」
「まだ好きか聞いて」
「ブロックを解除するよう言って」
と、友人を元彼への連絡経路にすることは別です。
自分から直接送っていなくても、相手から見れば接触が続いていると感じることがあります。
友人へ相談することと、友人を相手への仲介役にすることは分ける。
この線を置いておく方がよいでしょう。
「いつブロック解除される?」を待ち続けなくていい
LINEのブロックは解除可能です。
だからこそ、
「一週間くらいで解除されるかな」
「1か月待てば気持ちが変わる?」
「男性は3か月くらいすると元カノを思い出す?」
と、解除の時期を知りたくなることがあります。
けれど、
ブロックが解除できることと、相手が解除することは別です。
解除するか、いつ解除するかをこちら側で決めることはできません。
それを待つ間、
朝起きて確認する。
仕事の合間にプロフィールを見る。
夜になるとまた確かめる。
共通の友人のSNSから相手の様子を探す。
そんな毎日になることもあります。
復縁したい気持ちを今すぐなくす必要はありません。
ただ、ブロック解除が自分の生活の中心になっているなら、確認する時間から少し離れることもできます。
距離を置くことを、ブロック解除のテクニックにしない
「しばらく完全に姿を消せば、相手が気になってブロックを解除する」
という考え方もあります。
しかし、距離を置くことを相手の行動を変えるためのテクニックにはしません。
距離を置くとは、
今は接触を増やさないことを、自分の側で選ぶ
ということでもあります。
「今日はブロック解除を確認しない」
「元彼のSNSを見に行かない」
「別アカウントを作らない」
そんな小さなところからでも構いません。
2019年の研究では、過去1年以内に相手側から恋愛関係を解消された人を対象に、元恋人へのアタッチメント欲求と、関係崩壊後の反応段階の移行との関連が検討されています。元恋人へのアタッチメント欲求は、その移行に関連する要因の一つとして示されました。
今回の「ブロックされた」という場面そのものを調べた研究ではありません。
SNSを見ることや連絡を控えることの効果を調べたものでもないため、
「連絡しなければ早く立ち直れる」
という結論には使えません。
ただ、関係が終わったあとも元恋人とのつながりを求める気持ちが続く場合があることを考える背景にはなります。
荷物や精算など必要な用件がある場合は、復縁とは分けて考える
別れたあとには、恋愛感情とは別に片づけなければならないことが残る場合があります。
荷物。
合鍵。
金銭の精算。
予約。
共同契約。
こうした問題があるからといって、
「LINEがブロックされたのでInstagramから送ればいい」
と一律に決めることはできません。
相手から連絡方法を指定されているのであれば、その方法を尊重します。
金銭や契約など当事者だけでは解決しにくい問題が残っている場合は、内容に応じて契約先の事業者や適切な専門窓口へ確認する方法もあります。
ここで大切なのは、
必要な実務上の問題と、復縁したい気持ちを混ぜないこと
です。
荷物について確認する必要があることと、
「ついでに私たちのことも話したい」
という気持ちは分けて考えます。
ブロックされたことと、自分の価値を同じにしない
ブロックされたと分かると、
「私はそこまで嫌われる人間だったんだ」
と思ってしまうことがあります。
自分の言動に、あとから振り返って反省したいところが見つかるかもしれません。
それを考えること自体は悪いことではありません。
けれど、
「私はあのとき相手を傷つける言い方をした」
という振り返りと、
「だから私は誰からも大切にされない人間だ」
という結論は同じではありません。
自分に直したいところがあること。
相手との関係が終わったこと。
LINEをブロックされたこと。
そして、自分という人間全体の価値。
これらを全部一つにしなくてもよいのです。
大学生を対象にした研究では、恋愛関係崩壊時の情緒的なサポート源が多様である人ほど、立ち直り評価が高いという予測がおおむね支持されています。研究対象は大学生であり、30代・40代女性へそのまま一般化できる結果ではありません。
それでも、
元彼だけを今の気持ちの唯一の受け皿にしなくてもよい
と考える材料にはなります。
友人へ自分の気持ちを話す。
家族と過ごす。
一人でノートへ書く。
必要に応じて第三者の相談先を利用する。
相手へ届けるのではなく、自分の側で気持ちを言葉にする方法もあります。
暴力や強い支配があった関係では、安全を優先する
以前の関係に、
大声で怒鳴られる。
交友関係を制限される。
行動を監視・制限される。
メールなどをチェックされる。
身体的な暴力や性的な強要がある。
といったことがあった場合は、「ブロックを解除してもらうには」という復縁の問題だけで考えない方がよいことがあります。
内閣府男女共同参画局は、交際相手からの精神的な暴力の例として、大声で怒鳴ること、交友関係を制限すること、行動の監視・制限、メール等のチェックなどを挙げています。身体的・性的・経済的な暴力についても具体例を示しています。
これは、通常の口論やLINEブロックそのものをDVと呼ぶという意味ではありません。
実際に暴力や強い支配があった場合は、再びつながることより、自分の安全や公的な相談先を優先する選択肢があります。
電話占いで相談するなら「いつ解除されますか?」だけにしない
ブロックされると、
「いつ解除されますか?」
「彼はまだ私を好きですか?」
「Instagramから連絡したら復縁できますか?」
と誰かに答えを聞きたくなることがあります。
電話占いを利用して話すことも、気持ちを言葉にする選択肢の一つです。
その場合、
「ブロックされたことで、自分を全部否定されたように感じています」
「謝りたい気持ちと、復縁したい気持ちが混ざっています」
「別のSNSから連絡したくなっています」
「何度もブロック解除を確認したくなります」
と、自分の状態について話してみることもできます。
占いを利用しなくても構いません。
大切なのは、占いによって、
「○月○日に解除される」
「本当はまだ好きだからブロックした」
と、相手の本心や将来を確認済みの事実にしないことです。
本人から「連絡しないで」と明確に示されている場合、その意思を占いの結果で上書きすることもできません。
泉のブロック後メモ|追いかけたくなったとき
ブロックされたあと、どう行動するかを判定するためではなく、今の自分を少し見るために考えてみてください。
- 私が今一番知りたいのは、ブロックした理由? それとも復縁できるかどうか?
- 私は謝りたいのか、それとも返事や許しを求めているのか?
- LINE以外のSNSや電話から連絡しようとしていない?
- 共通の友人に、相手への働きかけを頼もうとしていない?
- 今日は、ブロック解除を確認することから少し離れられそう?
何個当てはまったら復縁を諦める、という診断ではありません。
「別SNSから送る文章を考えていたけれど、今は返事がほしくて焦っているのかもしれない」
と気づくこともあります。
「謝りたい気持ちは残っている。でも、今は相手へ届けない方を選ぼう」
と思うかもしれません。
すぐに気持ちが整理できなくても構いません。
自分が今どこにいるのかを確認するためのメモとして使ってみてください。
ブロックという境界を尊重しながら、自分の時間へ戻っていく
LINEをブロックされたからといって、
「相手は永遠に私を嫌っている」
と決めることはできません。
同時に、
「本当はまだ好きだからブロックした」
と解釈することもできません。
LINE公式情報から確認できるのは、ブロックした側では相手からのメッセージ・通話を受信しないこと、そしてブロックは解除可能な機能だということまでです。
理由は分からない。
いつか解除されるかも分からない。
その「分からなさ」は、つらく感じることがあります。
けれど、
分からないから別SNSから確かめる。
分からないから友人に聞いてもらう。
分からないから解除されるまで毎日確認する。
と進まなくてもよいのです。
相手が今示している境界は尊重する。
その一方で、
「寂しい」
「謝りたい」
「まだ好き」
「納得できない」
という自分の感情まで無理に消す必要はありません。
相手へ届けられない気持ちであっても、自分の側で少しずつ言葉にすることはできます。
今日は元彼のSNSを見ない。
友人に、自分の気持ちだけを聞いてもらう。
仕事や食事へ戻る。
少し眠る。
そんなところから、自分の時間へ戻っていくこともできます。
ブロックを解除してもらうためではありません。
相手の境界を尊重しながら、自分自身の生活まで止めないために。
そのくらいのところから考えてもよいのではないでしょうか。
参考情報
確認日:2026年9月11日
友だちを非表示/ブロック/削除するには?|LINEヘルプセンター
URL:https://help.line.me/line?contentId=20000390&lang=ja
元恋人へのアタッチメント欲求が関係崩壊後の反応段階の移行を遅らせる|心理学研究
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/90/3/90_90.17045/_article/-char/ja/
大学生におけるソーシャル・サポートと恋愛関係崩壊からの立ち直りとの関連|教育心理学研究
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/56/1/56_57/_article/-char/ja/
大学生の恋愛関係崩壊時の対処行動と感情および関係崩壊後の行動的反応|実験社会心理学研究
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjesp1971/40/1/40_1_38/_article/-char/ja/
ストーカーとは|警察庁
URL:https://www.npa.go.jp/cafe-mizen/stoker.html
恋人のことを「怖い」「息苦しい」と感じているあなたへ|内閣府男女共同参画局
URL:https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/date_dv/victim.html

